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引数が正しくありません

ツールチップの表示内容に幾つかの情報を追加してテストしていると…
—————————
xxxxxxxx
—————————
引数が正しくありません。
—————————
OK
—————————
引数が正しくありません
デバッガで追いかけると MAX_TIP_TEXT_LENGTH の制限を超えていた.
CToolTipCtrl::UpdateTipText
呼び元で超えない様にカットして対応.

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フォルダの更新日時の設定

以前に作成した mtime を更新するツール
データファイルなどの更新日時を揃えるために作成したもの.
更新日時の設定は CFile::SetStatus で行っている.

	CString		file = UpdateFiles[index] ;
	CFileStatus	fs ;
	CFile::GetStatus(file,fs) ;
	fs.m_mtime = newTime ;
	CFile::SetStatus(file,fs) ;

このツールではフォルダの更新日時は変更できない.


その後 Linux 環境などでも動作する様なコードを作成
utime を使用したもの.
Linux 環境ではフォルダに対してもうまく動作するが,Windows 環境では相変わらず.
DS220  utime
ここまでは,以前調べたもの


2ヶ月ほど前だったと思うが,検索していて次のページを見つけた.
ファイル・フォルダーの更新日時を変更


改めて CFile::SetStatus や _utime の中身を見ると,動作は同じで ::CreateFile と ::SetFileTime を呼出している.
デバッガで追いかけていると ::CreateFile で失敗している.errno は 13 .
::CreateFile を次の様に指定して呼出すと,ファイルの場合は問題ないがフォルダは NG .

HANDLE  hFile = ::CreateFile(file_name,GENERIC_READ|GENERIC_WRITE,0,NULL,OPEN_EXISTING,FILE_ATTRIBUTE_NORMAL,     NULL) ;

フォルダの場合 FILE_FLAG_BACKUP_SEMANTICS が指定されていなければならないみたい.

HANDLE  hFile = ::CreateFile(file_name,GENERIC_READ|GENERIC_WRITE,0,NULL,OPEN_EXISTING,FILE_FLAG_BACKUP_SEMANTICS,NULL) ;

time_t から FILETIME への変換は次の所.
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/sysinfo/converting-a-time-t-value-to-a-file-time
SetFTime.hxx

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.INI に更新されない?

個人的なツールなどでレジストリを汚したくないために .ini を使用している.
今回個人的な ProtectT クラスを書き直してテストしているとうまく動作しない.
該当コードの単体テストではうまく通るが,ツールに組込んで動作させるとうまくいかないことがある.
コードの内容としては,共通の i_Tools.ini と AP.ini に同じ値を更新していて,それを読みだした時に値が異なっていた.


i_Tools.ini は他の AP からも読み書きしている.
タイミングによって,うまく更新できないことがある?
文字の立体化
ProtectT の i_Tools.ini へアクセスするコードを見直して,極力書き込みを減らすようにした.
また,読み込み時,値が意図したものと異なる場合は AP.ini の方を利用する様にした.
これで今回の部分は対応できていると思うが,他の既存部分ではまだ問題がありそう.


次の様なコードで確認すると,やはり書けないことがある様子.

	{
		#define	Sec_test  _T("_test_")
		#define	Ent_test  _T("_test_")
		RI_app	app ;
		RI_env	env ;
		for (long index=0 ; index<500 ; index++) {
			if (index%10 == 0)	{	std::tout << std::endl ;	}
			std::tout << index << _T("\t") ;
			std::tout << app.set(Sec_test,Ent_test,index) ;	std::tout << _T("  ") ;
			std::tout << env.set(Sec_test,Ent_test,index) ;	std::tout << _T("\t") ;
			long	val_a = app.get(Sec_test,Ent_test,-1) ;
			long	val_e = env.get(Sec_test,Ent_test,-2) ;
			if (val_a != val_e) {
				std::tout << std::endl ;
				std::tout << val_a << _T("\t") << val_e << std::endl ;
				::Sleep(1000) ;
				break ;
				}
			::Sleep(10) ;
			}
		std::tout << std::endl ;
		return	true ;
		}

env.set(…) は,内部的に ::WritePrivateProfileString を呼出していて 0 が返っている.
::WritePrivateProfileString


最初現象を簡単には再現できなかったが,エクスプローラのサムネイル表示を行っていると発生しやすい.
また,今回のテスト用 exe が止まってしまうこともあった.開いているエクスプローラをすべて閉じることで解消.
シェルエクステンションのコードの見直しが必要か?


ini への書き込み部分を次の様に変更.

//	return	(     ::WritePrivateProfileString(sec,ent,val,ini)==TRUE) ;
	BOOL	res = ::WritePrivateProfileString(sec,ent,val,ini) ;
	if (!res)	{
		std::terr << _T("::WritePrivateProfileString ")	<< sec << _T(" ") << ent << _T(" ") << ::GetLastError() << std::endl ;
		for (size_t index=0 ; index<10 ; index++) {
			res = ::WritePrivateProfileString(sec,ent,val,ini) ;
			if (res)	{	break ;		}
			::Sleep(10) ;
			}
		}
	return	(res==TRUE) ;

::GetLastError() では 32 ERROR_SHARING_VIOLATION が返ってくる.

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error C2144 , C2501

ビルドしていると

--------------------Configuration: TToPA - Win32 Release--------------------
Compiling...
TToPADlg.cpp
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\VC98\INCLUDE\gl/gl.h(23) : error C2144: syntax error : missing ';' before type 'int'
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\VC98\INCLUDE\gl/gl.h(23) : error C2501: 'c' : missing storage-class or type specifiers
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\VC98\INCLUDE\gl/gl.h(23) : fatal error C1004: unexpected end of file found
Error executing cl.exe.

TToPA.exe - 3 error(s), 0 warning(s)

error C2144 , C2501
ファイルの先頭に “c” の文字が入力されてしまっていた.
デバッグしていて,何かの拍子に “c” が入ってしまったことに気づかなかった.
バックアップしてあったファイルを戻して対応.

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error C2062 , C2065

先日作成した,レジストリなどのアクセスのコード
それを使用しているコードを VC 2015 環境でビルドすると…

1>------ ビルド開始: プロジェクト:S_asZ, 構成:Debug Win32 ------
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(67): error C2062: 型 'bool' は不要です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(69): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(70): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(72): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(78): error C2062: 型 'bool' は不要です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(80): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(81): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(83): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(133): error C2062: 型 'bool' は不要です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(135): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(136): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
1>t:\develop\_.src\__win\ri_env.hxx(138): error C2065: 'res': 定義されていない識別子です。
========== ビルド: 0 正常終了、1 失敗、0 更新不要、0 スキップ ==========

error C2062: 型 'bool' は不要です。
今まで OpenMP が動作しない状態でのビルドだったので気づかなかった.
#ifdef _OPENMP … #endif の位置が違っていた.

bool	set_DW	(LPCTSTR sec,LPCTSTR ent,const u_32 val)    {
    bool	res = false ;
    #ifdef	_OPENMP
        #pragma	omp	critical	(RI_app_set_DW)
    #endif
    {
        if (Use_reg)	{    REG_get_sec_key(sec) ;	res = RI_rkey.set_DW(         ent,val) ;    }
        else       	{                          	res = ::  INI_set(NameINI,sec,ent,val) ;    }
        }
    return	res ;
    }

bool res = false を #ifdef の前に持ってきて対応.

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error C2666: ‘get’ : 8 overloads …

次の様なコードをコンパイルすると,「error C2666: ‘get’ : 8 のオーバーロード関数があいまいです。」

{
	#define	SecProtectT	_T("Debug")
	RI_app	CountP ;
	RI_env	CountC ;
	tstring	exe_title = ::Path_GetTitle(::RI_get_module_name()) ;
	time_t	nowTime = ::time(NULL) ;
	time_t	countP_ = time_t(CountP.get(SecProtectT,exe_title.c_str(),i_32(nowTime))) ;
	time_t	countC_ = time_t(CountC.get(SecProtectT,exe_title.c_str(),i_32(nowTime))) ;
	time_t	countPT = time_t(CountP.get(SecProtectT,exe_title.c_str(),i_64(nowTime))) ;
	time_t	countCT = time_t(CountC.get(SecProtectT,exe_title.c_str(),i_64(nowTime))) ;
	}
--------------------構成: PrtctT - Win32 Debug--------------------
コンパイル中...
PrtctT.cpp
l:\document\develop\tools\_yet\_other\key2013\prtctt\prtctt.cpp(110) : error C2666: 'get' : 8 のオーバーロード関数があいまいです。(新しい機能 ; ヘルプを参照)
l:\document\develop\tools\_yet\_other\key2013\prtctt\prtctt.cpp(110) : fatal error C1903: 直前のエラーを修復できません; コンパイルを中止します。
cl.exe の実行エラー
PrtctT_d.exe - エラー 2、警告 0

error C2666: 'get' : 8 のオーバーロード関数があいまいです。
次のメンバ関数を追加したことによる影響だったが,RI_app でエラーになっていないのがよくわからない.
i_32 get (c_tstring& sec,c_tstring& ent,const i_32 def) { … }
次の LPCTSTR 形式のメンバ関数を追加して対応.
i_32 get (LPCTSTR sec,LPCTSTR ent,const i_32 def) { … }

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C2440: ‘return’ : cannot convert …

以前,iniレジストリ を操作する関数を作成した.
それで,少しずつ書き換えていると…

--------------------Configuration: PrtctT - Win32 Debug--------------------
Compiling...
PrtctT.cpp
t:\develop\_.src\__win\ri_reg.hxx(383) : error C2440: 'return' : cannot convert from 'class std::basic_string<char,struct std::char_traits<char>,class std::allocator<char> >' to 'int'
        No user-defined-conversion operator available that can perform this conversion, or the operator cannot be called
        l:\document\develop\tools\_yet\_other\key2013\prtctt\prtctt.cpp(162) : see reference to function template instantiation 'int __cdecl REG_get(struct HKEY__ *,const class std::basic_string<char,struct std::char_traits<char>,class std::allocato
r<char> > &,const class std::basic_string<char,struct std::char_traits<char>,class std::allocator<char> > &,const int &)' being compiled
Error executing cl.exe.

PrtctT_d.exe - 1 error(s), 0 warning(s)

通常の関数であればうまく機能すると思うが…
関数 template は難しい.
error C2440: 'return' : '...' から 'int' に変換することはできません。
コメントにしている部分で書き換えれば OK .

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Windows C++ __argc __argv

MFC でコードを書いていて,コマンドライン引数を取りたくなった.
MFC では次の様にすれば取れるが,欲しいのは c の main に渡される argc と argv .
CString cmd_line = AfxGetApp()->m_lpCmdLine ;
検索すると次の所があった.欲しかった情報は __argc と __argv
【 VC++ MFC 】MFC でコマンドライン引数を利用する方法
次の様なコードを書いて動作を確認.

#include	<clocale>
#include	<iostream>
#include	<tchar.h>

#ifdef	_UNICODE
	#define		tin 		wcin
	#define		tout		wcout
	#define		terr		wcerr
	#define		tlog		wclog
#else
	#define		tin 		cin
	#define		tout		cout
	#define		terr		cerr
	#define		tlog		clog
#endif

int	_tmain	(int ,TCHAR* )
{
	_tsetlocale(LC_ALL,_T("")) ;
	{
		std::tout   		<< __argc      	<< std::endl ;
		for (int index=0 ; index<__argc ; index++) {
			std::tout	<< __targv[index]	<< std::endl ;
			}
		}
	return	0 ;
	}

Windwos C コマンドライン引数
_tmain が呼び出される前の mainCRTStartup の ::_setargv で設定されている.
::_setargv

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LNK2001 _WinMain@16

VC 6 で,_MBCS から _UNICODE に変更すると,次のエラーになることがある.

--------------------Configuration: T_mtx_n - Win32 Release--------------------
Compiling resources...
Compiling...
StdAfx.cpp
Compiling...
T_mtx_n.cpp
T_mtx_nD.cpp
Generating Code...
Linking...
msvcrt.lib(crtexew.obj) : error LNK2001: unresolved external symbol _WinMain@16
c:\Temp\Test_win\T_mtex\T_mtx_n\Release.060/T_mtx_n.exe : fatal error LNK1120: 1 unresolved externals
Error executing link.exe.

T_mtx_n.exe - 2 error(s), 0 warning(s)

「リンク」タブの「エントリーポイント シンボル」に wWinMainCRTStartup を入力する.
VC 6  「リンク」タブ-「エントリーポイント シンボル」  wWinMainCRTStartup

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$(WindowsSDK_IncludePath)

VC 2017 以降?,VS の更新により Windows SDK のパスも更新されてしまうことがある?
プロジェクトの設定にもよるみたいだが…
Windows SDK バージョンの指定


対象のプロジェクトがどれを使用しているかは,次のマクロで確認できる.
$(WindowsSDK_IncludePath) ,$(WindowsSDK_LibraryPath_x86) など.
$(WindowsSDK_IncludePath)
C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\


他によく使うのが,Windows.h などを開いて「このアイテムのフォルダーを開く」.
Windows.h  このアイテムのフォルダーを開く

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C2039 , C3861 , C2665

個人的なメモです.
VC 6 プロジェクトを VC 7 以降にあげた時のエラー.

1>------ ビルド開始: プロジェクト: PLtoB, 構成: Debug Win32 ------
1>コンパイルしています...
1>PLtoBDlg.cpp
1> ...
1>t:\develop\_.src\__iwao\htmo_th.hxx(70) : error C2039: 'ToImage' : '`global namespace'' のメンバではありません。
1>t:\develop\_.src\__iwao\htmo_th.hxx(70) : error C3861: 'ToImage': 識別子が見つかりませんでした
1>t:\develop\_.src\__iwao\htmo_th.hxx(155) : error C2665: 'ToDIB' : 3 オーバーロードのどれも、すべての引数の型を変換できませんでした
1>        t:\develop\_.src\__win\i_dib_fn.hxx(188): 'i_DIB ToDIB(const HBITMAP)' の可能性があります。
1>        t:\develop\_.src\_afxw\i_dib_x.hxx(86): または 'i_DIB ToDIB(const MemoryDC &)'
1>        引数リスト '(Image)' を一致させようとしているとき
1> ...
1>PLtoB - エラー 3、警告 0
========== ビルド: 0 正常終了、1 失敗、0 更新、0 スキップ ==========

Imgae.hxx を XxxDlg.h に追加.
次の場合は,MemoryDC.hxx を追加.

1>------ ビルド開始: プロジェクト: PLtoB, 構成: Debug Win32 ------
1>コンパイルしています...
1>PLtoBDlg.cpp
1> ...
1>t:\develop\_.src\__iwao\htmo_th.hxx(35) : error C2665: 'ToDIB' : 3 オーバーロードのどれも、すべての引数の型を変換できませんでした
1>        t:\develop\_.src\__win\i_dib_fn.hxx(188): 'i_DIB ToDIB(const HBITMAP)' の可能性があります。
1>        t:\develop\_.src\_afxw\i_dib_x.hxx(56): または 'i_DIB ToDIB(const Image &)'
1>        引数リスト '(MemoryDC)' を一致させようとしているとき
1> ...
1>PLtoB - エラー 1、警告 0
========== ビルド: 0 正常終了、1 失敗、0 更新、0 スキップ ==========

文字の立体化


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VC 14.x での MFC のソース?

VC 2019 など最新でない VC を使用していると,MFC ソースにステップイン できなくなることがある.
VC 2019 MFC cstring.h
大抵は,インストールされている最新の MFC の場所を指定すれば良さそう.

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Professional\VC\Tools\MSVC\14.37.32822\atlmfc\include
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Professional\VC\Tools\MSVC\14.37.32822\atlmfc\src\mfc

VC 2019 atlmfc src mfc


VC のアップデートがあり更新したためか,一部で「ビルド時のものと異なる」と表示されるようになった.

---------------------------
Microsoft Visual Studio
---------------------------
ソース ファイル:C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Professional\VC\Tools\MSVC\14.37.32822\atlmfc\include\cstringt.h
モジュール:C:\Windows\SysWOW64\mfc140ud.dll
プロセス:[28036] GLSmth.exe
ソース ファイルがモジュールがビルドされたときのものと異なります。デバッガーでこのファイルを使用しますか?
---------------------------
はい(Y)   いいえ(N)   
---------------------------

VC 2022 MFC cstring.h
VC 2022 で試しても同様になるので,アップデートの問題か?

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角の二等分線

https://en.wikipedia.org/wiki/Bisection
wiki にあるアニメーションをコードにしたもの.

Ld2	V2_get_bisector	(const Vd2& vp,const Vd2& vc,const Vd2& vn)
{
	//	    * vp    
	//	    |       
	//	    |       
	//	    |       * vcx
	//	    |     / 
	//	    | o /   
	//	    | / o   
	//	vc  * - - - - - - * vn
	Vd2	vcp = (vp-vc).Normalized() ;
	Vd2	vcn = (vn-vc).Normalized() ;
	Vd2	vcb = (vcp+vcn)/2. ;
	Vd2	vcx = vcb + vc ;
	{
		vcx = ::get_cross_line(vp,vn,vc,vcx) ;
		}
	Ld2	lbs(vc,vcx) ;
	return	lbs ;
	}

青い円弧が,最初の 2 行の Normalized .
次の中点を求めているのは,赤い円弧の交点を結ぶ線にあたる.
二等分線を対辺?まで延長.
二等分線
角の二等分線

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warning C4305:

先日次の様なコードを書いていた.塗りつぶして表示する時の色の補正.

	ColorRGB	colRGB = ::ColorRefToRGB(pgs1.GetColor()) ;
	{
		float	rgbcol = colRGB.R + colRGB.G + colRGB.B ;
		if (rgbcol < 0.20*3) {
			if (colRGB.R < 0.20)	{	colRGB.R = 0.20f ;	}
			if (colRGB.G < 0.20)	{	colRGB.G = 0.20f ;	}
			if (colRGB.B < 0.20)	{	colRGB.B = 0.20f ;	}
			}
		if (0.80*3 < rgbcol) {
			if (0.80 < colRGB.R)	{	colRGB.R = 0.80f ;	}
			if (0.80 < colRGB.G)	{	colRGB.G = 0.80f ;	}
			if (0.80 < colRGB.B)	{	colRGB.B = 0.80f ;	}
			}
		}

ColorRGB.R などは float で,RGB のそれぞれを 0.0 ~ 1.0 で表現したもの.
最初 if (colRGB.R < 0.25) { colRGB.R = 0.25 ; }  の様にしていたが,0.2 に変更した.
すると C4305 の warning .0.2f の様にすれば良いのはわかっているが,他の値で調べてみた.


0.0 , 1.0 , 7.0 などは大丈夫だが,0.2 や 7.1 は C4305 になってしまう.
warning C4305: '=' : truncation from 'const double' to 'float'
コンパイラやオプションの指定にもよると思うが,float で表現できない場合のみ warning となるのか?

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VC 2022 17.6.?

先日 VS 2022 の更新版 があったのでアップデート.
個人的なツールの 3D ビューア をビルドすると,

ALYac           	Gen:Variant.Tedy.373496
Arcabit         	Trojan.Tedy.D5B2F8
BitDefender     	Gen:Variant.Tedy.373496
Cylance         	Unsafe
DeepInstinct    	MALICIOUS
Emsisoft        	Gen:Variant.Tedy.373496 (B)
eScan           	Gen:Variant.Tedy.373496
GData           	Gen:Variant.Tedy.373496
MAX              	Malware (ai Score=81)
McAfee          	Artemis!AE3A9CE560AE
McAfee-GW-Edition	Artemis
Trellix (FireEye)	Gen:Variant.Tedy.373496
TrendMicro-HouseCall	TROJ_GEN.R002H09EQ23
VIPRE           	Gen:Variant.Tedy.373496

VirusTotal  VC 2022 17.6
VC 2019 などでビルドしたものは問題ない.また VC 2022 更新前のものも問題なかった.


今まで VS の更新版が出てすぐにそれでビルドすることは少なかった.
テストが不十分なこともあり,リリース用は主に VC 2017 を使用している.
更新版によっては,この様なことがあるのかもしれない.
落ち着くまでしばらく時間がかかるのか?

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error during ReadSymbolTable

5 年位前に作成したプロジェクトをビルドしていると,

--------------------Configuration: phpup_mb - Win32 Debug--------------------
Compiling...
ComPrj01.cpp
phpup_mb.cpp
...
Linking...
c:\Temp\HTM\phpup\phpup_mb\Debug.060\ComPrj01.obj : error : Internal error during ReadSymbolTable
  ExceptionCode            = C0000005
  ExceptionFlags           = 00000000
  ExceptionAddress         = 004623F2
  NumberParameters         = 00000002
  ExceptionInformation[ 0] = 00000000
  ExceptionInformation[ 1] = 0090B470
CONTEXT:
  Eax    = 3FFF1E64  Esp    = 0019F050
  Ebx    = FFFF8000  Ebp    = 01B834C7
  Ecx    = 3FFF1E64  Esi    = 401F1EC0
  Edx    = 0094B478  Edi    = 401F1EC0
  Eip    = 004623F2  EFlags = 00010246
  SegCs  = 00000023  SegDs  = 0000002B
  SegSs  = 0000002B  SegEs  = 0000002B
  SegFs  = 00000053  SegGs  = 0000002B
  Dr0    = 0019F050  Dr3    = FFFF8000
  Dr1    = 01B834C7  Dr6    = 3FFF1E64
  Dr2    = 00000000  Dr7    = 00000000
Error executing link.exe.
Tool execution canceled by user.

Internal error during ReadSymbolTable
exe は存在するが正しくできていないので,exe のみ削除して再度ビルド.

--------------------Configuration: phpup_mb - Win32 Debug--------------------
Linking...
LINK : LNK6004: c:\Temp\HTM\phpup\phpup_mb\Debug.060/phpup_mb.exe not found or not built by the last incremental link; performing full link
ComPrj01.obj : fatal error LNK1143: invalid or corrupt file: no symbol for comdat section 0xffff8000
Error executing link.exe.

phpup_mb.exe - 1 error(s), 0 warning(s)

LNK6004  LNK1143
obj のサイズを見ると,20 MB 位になっている.
それで思い出したのが,前にも同じ様な現象が…
LNK1143 : ファイルが無効であるか…
ソースを分割して対応.

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高 DPI VC 「高い DPI 認識」

引き続きいろいろとやっているが…
異なる DPI での対応は簡単ではなさそう.
VC のプロパティで「モニターごと高い DPI 認識」としてビルドしていたが,モニタ間を移動するとうまくない.
ちゃんと対応すれば良いのだろうが,簡単ではない.
そのため exe のプロパティで「システム(拡張)」で良いと思っていたが,幾つかのバグ?(未対応)がある.


VC のプロパティで「高い DPI 認識」にしてビルドしたものの方がうまく機能している様な気がする.
「DPI 認識」設定 VC 10 と VC 14 でビルドしたもの
左から VC 10 ,14 ,10 ,14 としたもの.
タスクマネージャで見ると,VC 10 exe は「システム」として表示される.


左側のモニタの範囲は次の様になる.

-1920  130  0  1210	100%   1920  1080	「非対応」や「モニタごと」の場合
-3840  260  0  2420	200%   3840  2160	「システム」とした exe の場合

右側は ( 0 , 0 ) – ( 3840 , 2160 ) .


GDI スケーリングの動作として,次の記述があった.

アプリケーションが 100% (96 DPI) の倍数ではないディスプレイで実行されている場合、ベクター グラフィックスとテキストは、ディスプレイの倍率より 100% 高い最初の整数倍にレンダリングされます。たとえば、アプリケーションが 225% の縮尺のディスプレイ上にある場合、ベクター グラフィックスとビットマップは 300% でレンダリングされます。その後、DWM はレンダリングされたコンテンツを 225% のスケールに縮小します。この場合、スケールダウンによりアプリケーションのあいまいさが目立ちますが、100%レンダリングされたコンテンツを単純にスケールアップするよりも見栄えが良くなります。

Improving the high-DPI experience in GDI based Desktop Apps



How to build high DPI aware native Windows desktop applications


2023/05/12
「システム(拡張)」で幾つか変な動作があったが,「高い DPI 認識」でビルドしたものであれば良さそう.
「高い DPI 認識」

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C++ メンバ関数テンプレート

.ini に対してのアクセスは関数として用意した が,今度はレジストリ.


クラスとして実装して,基本的な動作は何とかできた.
さらに .ini と同様に,文字列としてアクセスする部分を呼出す関数をテンプレートに…
と思って書き始めたが,今まで使ってなかったのか書き方がわからない.
検索すると,次の所があり参考にさせてもらった.
メンバ関数テンプレート | Programming Place Plus C++編【言語解説】 第33章
メンバー関数テンプレート


特に通常の関数テンプレートと書き方は変わらない.

	template	<typename	T>	T   	get	(   LPCTSTR ent,const T& def)	{
		tstring	dst = ::To_tstring(def) ;
		tstring	str = this->get(ent,dst.c_str()) ;
		T   	val ;
		::string_to(str.c_str(),&val) ;
		return	val ;
		}

	template	<typename	T>	bool	set	(   LPCTSTR ent,const T& val)	{
		tstring	str = ::To_tstring(val) ;
		return	this->set(ent,str.c_str()) ;
		}

メンバ関数テンプレート

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C++ 戻り値の異なる関数 template

先日からやっている .ini やレジストリにアクセスする関数.
MFC の CWinApp::GetProfileString , CWinApp::WriteProfileString にあたる部分は目途がついた.
それで,それらを呼出す部分.前に作成したものもそうだったが,型ごとにクラスの関数を定義していた.
レジストリにアクセスするクラス
これらをもう少し簡単にできないかと…


set の方は,特に難しい所はない(::To_tstring は,文字列に変換する関数として用意している).

template	<class T>	bool	INI_set	(LPCTSTR sec,LPCTSTR ent,const T& val)
{
	tstring	ini = ::INI_get_module_ini() ;
	tstring	str = ::To_tstring(val) ;
	return	::INI_set(ini.c_str(),sec,ent,str.c_str()) ;
	}

get の場合,文字列から変数に変換する方法をどうするか?
例えば,atoi や atof ,他にも 4 つの整数の文字列を RECT に変換するなど.
検索すると template で可能みたい だが…
よくわからなかったので,簡単な方法にした.

inline	RECT	To_RECT		(LPCTSTR str)
{
	RECT	rect	=	{	0	} ;
	{
		v_tstring	str_ary = ::String_SplitSpace(str,_T(" ,\t\r\n")) ;
		if (0 < str_ary.size())	{	rect.left	= ::ttoi4(str_ary[0]) ;	}
		if (1 < str_ary.size())	{	rect.top	= ::ttoi4(str_ary[1]) ;	}
		if (2 < str_ary.size())	{	rect.right	= ::ttoi4(str_ary[2]) ;	}
		if (3 < str_ary.size())	{	rect.bottom	= ::ttoi4(str_ary[3]) ;	}
		}
	return	rect ;
	}
inline	bool	string_to	(LPCTSTR str,RECT*  rect_)	{	*rect_ = ::To_RECT (str) ;	return	true ;	}
inline	bool	string_to	(LPCTSTR str,POINT* point)	{	*point = ::To_POINT(str) ;	return	true ;	}
inline	bool	string_to	(LPCTSTR str,SIZE*  size_)	{	*size_ = ::To_SIZE (str) ;	return	true ;	}

それぞれの型に合わせた関数を呼べるようになったので template に.

template	<class T>	T	INI_get	(LPCTSTR sec,LPCTSTR ent,const T& def)
{
	tstring	ini = ::INI_get_module_ini() ;
	tstring	dst = ::To_tstring(def) ;
	tstring	str = ::INI_get(ini.c_str(),sec,ent,dst.c_str()) ;
	T	val ;
	::string_to(str.c_str(),&val) ;
	return	val ;
	}

これで,次の様な使い方ができる様になる.

{
	POINT	point = ::POINT_set(   10,   20) ;
	SIZE	size_ = :: SIZE_set( 1111,  525) ;
	RECT	rect_ = :: RECT_set(point,size_) ;
	{
		::INI_set(_T("test"),_T("rect_"),rect_) ;
		::INI_set(_T("test"),_T("point"),point) ;
		::INI_set(_T("test"),_T("size_"),size_) ;
		std::tout << ::To_tstring(::INI_get(_T("test"),_T("rect_"),rect_)) << std::endl ;
		std::tout << ::To_tstring(::INI_get(_T("test"),_T("point"),point)) << std::endl ;
		std::tout << ::To_tstring(::INI_get(_T("test"),_T("size_"),size_)) << std::endl ;
		}
	}

::INI_set ,::INI_get の動作テスト

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C++ NonCopyable

MFC を使用しないコードに書き直していて,代入できない構造体が欲しくなった.
オリジナルのコードは 20 年以上前のもので,CRegKey が簡単には使えなかった?頃.


C++ クラス 代入できなくする」で検索.
コピー禁止を徹底させるNoncopyableクラス
More C++ Idioms/コピー禁止ミックスイン(Non-copyable Mixin)
明示的に既定された関数および削除された関数
MFC の CObject も同様と思いソースを見ると,やはり private になっている.
MFC CObject 代入の禁止
C++11 以降では =delete も使える.
関数のdefault/delete宣言
wiki C++11


これらを調べていて,次の所を見つけた.
旧時代のC言語を使うのはそろそろやめよう。
2016年、C言語はどう書くべきか (前編)
2016年、C言語はどう書くべきか (後編)
幾つかは既に意識しているが,Windows に依存する部分はなかなかできてない.

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