次の所から日本語名のファイルをアップロードはできていたが,コードでの対応はうまくできていなかった.
https://itl.mish.work/…/upload.htm
そのため,アップロード時に 7 ビットのファイル名に変換することで対応していた.
これらのコードを書いたのは 3 年位前なので,その当時はまだよくわかっていなかった.
https://dev.mish.work/wordpress/2017/09/04/chttpfile-http-post/
またテクスチャファイル名などが日本語の場合はうまくいかないことも多かった.
最初,日本語名でそのままアップロードすると,いろいろ困った現象に…
PC から NAS 上のアップロード先のファイルが見えなくなってしまった.
一度スマートフォンの NAS 用のファイルマネージャから参照すると PC でも見えるようにはなった.
動作を見ると,サーバ側のコードは動作しているが,格納しているファイル名がうまく渡せていない.
ログなどを確認すると,デバッグ用 MBCS.exe でファイル名が「シフト JIS」のままになっていた.
送られるデータとしては次の所にあたる部分.
$_FILES[‘userfile’][‘name’]
これを UTF-8 にして渡す必要がある.
コードとしては次の所.
v_char Make_send_data (LPCTSTR upFile,LPCTSTR ___boundary) { v_char up_Data = v_c_Load(upFile) ; v_char sndData ; { tstring ct_boundary = ___boundary ; tstring file_img = ::QuotM_Add(_T("file_img")) ; tstring fileName = ::QuotM_Add(::Path_GetName(upFile)) ; tstring dataPre ; tstring dataPst ; dataPre+= CT_boundary__ + ct_boundary + C_CRLF ; dataPre+= CD_cd_f_d_n_ + file_img + CD_cd__fn_ ; dataPre+= fileName + C_CRLF ; dataPre+= CT_ct_a_o_s C_CRLF ; dataPre+= C_CRLF ; dataPst+= C_CRLF ; dataPst+= CT_boundary__ + ct_boundary + CT_boundary__ C_CRLF ; // v_char vc_pref = ::To_v_char(::To__string(dataPre.c_str())) ; v_char vc_pref = ::To_v_char(::To_UTF8 (dataPre.c_str())) ; v_char vc_post = ::To_v_char(::To__string(dataPst.c_str())) ; sndData.insert(sndData.end(),vc_pref.begin(),vc_pref.end()) ; sndData.insert(sndData.end(),up_Data.begin(),up_Data.end()) ; sndData.insert(sndData.end(),vc_post.begin(),vc_post.end()) ; } return sndData ; }
To__string でそのまま char の配列としていたものを UTF-8 にしてから char の配列に.
UpFile.hxx
quotm.hxx
2020/09/08
今度はサーバ側のコード.
本当はクライアントの CInternetSession のコンストラクタで与える User Agent .
UTF-8 でセットすれば良いのはわかるが,引数が LPCTSTR なのでどうすれば良いかわからず.
そのためサーバ側のログを出力する部分でうまく機能しないことがある.
Synology NAS では,一部文字化けするが特に問題なさそう.
ASUSTOR NAS や QNAP NAS では,20200908.txt の読み込み時に止まっている様子.
次の様に //IGNORE を付加して変換.
iconv API は iconv_open(_T("UTF-8//IGNORE")) iconv -f CP932 -t UTF-8//IGNORE 20200908.txt > 20200908.uf8 uconv -f CP932 -t UTF-8 -i 20200908.txt -o 20200908.uf8