::GetFileVersionInfo
以前から使用している FileVer.?xx が MFC に依存しているので,その書き直し.
Win8 の頃だったと思うが,OS のバージョンの取得方法が面倒になった.
システム バージョンの取得
オペレーティング システムのバージョン
欲しいのは動作 OS のバージョン文字列なので WinVer.exe などから取得する様にしていた.
で,書き換えようと思って調べていると…
exe のプロパティで表示されるファイルバージョンと異なることに気付いた.
::GetFileVersionInfo で取得すると次の文字列が返ってくる.
10.0.19041.1826 (WinBuild.160101.0800)
次の様なコードを書いて ::GetFileVersionInfo で返されるものをダンプ.
{
DWORD VerHandle = 0 ;
DWORD VerInfoSize = 0 ;
v_char VerData ;
VerInfoSize = ::GetFileVersionInfoSize(LPTSTR(file.c_str()),&VerHandle) ;
VerData.resize(VerInfoSize*2) ;
if (::GetFileVersionInfo(LPTSTR(file.c_str()),VerHandle,VerInfoSize,&VerData[0])) {
tstring tmp_path = ::Get_i_Tools_tmp_date() ;
tstring tmp_name = ::Path_AddLastSP(tmp_path) + ::Path_GetName(file) + _T(".dmp") ;
::v_c_Save(tmp_name.c_str(),VerData) ;
}
}
ファイルバージョンの取得.
{
/*
VS_VERSION_INFO VERSIONINFO
FILEVERSION 1,53,2022,1
PRODUCTVERSION 1,53,2022,1
FILEFLAGSMASK 0x3fL
#ifdef _DEBUG
FILEFLAGS 0x1L
#else
FILEFLAGS 0x0L
#endif
FILEOS 0x4L
FILETYPE 0x1L
FILESUBTYPE 0x0L
BEGIN
BLOCK "StringFileInfo"
BEGIN
BLOCK "041104b0"
BEGIN
VALUE "Comments", "\0"
VALUE "CompanyName", "\0"
VALUE "FileDescription", "3D Viewer\0"
VALUE "FileVersion", "1, 53, 2022, 1\0"
VALUE "InternalName", "i3DV\0"
VALUE "LegalCopyright", "Copyright (C) 2013-2022 I. Nakagawa\0"
VALUE "LegalTrademarks", "\0"
VALUE "OriginalFilename", "i3DV.exe\0"
VALUE "PrivateBuild", "\0"
VALUE "ProductName", "i_Tools\0"
VALUE "ProductVersion", "1, 53, 2022, 1\0"
VALUE "SpecialBuild", "\0"
END
END
BLOCK "VarFileInfo"
BEGIN
VALUE "Translation", 0x411, 1200
END
END
*/
tstring StringFileInfo ;
{
struct LANGANDCODEPAGE {
WORD wLanguage ; // 0x411
WORD wCodePage ; // 1200 0x4b0
} *lpTranslate = NULL ;
UINT lenT = 0 ;
if (::VerQueryValue(&VerData[0],_T("\\VarFileInfo\\Translation"),(void**)&lpTranslate,&lenT)) {
tstring lang_cp_str = ::u32to0t(lpTranslate->wLanguage,16,4) +
::u32to0t(lpTranslate->wCodePage,16,4) ; // "041104b0"
StringFileInfo = _T("\\StringFileInfo\\") + lang_cp_str + _T("\\") ;
}
}
{
UINT lenFV = 0 ;
TCHAR* lpFV = NULL ;
tstring name = _T("FileVersion") ;
if (::VerQueryValue(&VerData[0],LPTSTR((StringFileInfo+name).c_str()),(void**)&lpFV,&lenFV)) {
std::terr << lpFV << std::endl ;
}
}
}
QNAP NAS Notes Station 3
Twitter を見ていたら「Notes Station」というものがあった.
Synology NAS の「Note Station」と似た様なものと思われる.
インストール方法などは次の所.
https://www.qnap.com/ja-jp/how-to/tutorial/article/notes-station-3
Edge に Notes Station 3 Clipper を追加.
PC からだと次の様な指定でアクセスできる.
http://(QNAP NAS):8080/ns/
スマートフォン用は Qnote3 .
ADM 4.1.0.RJ52 の更新で …
ASUSTOR NAS の ADM 4.0 から 4.1 への更新で?,Web サーバなどが動作しなくなった.
「Web Center」で「Web サーバー」を設定.
これで //as.mish.work/ でアクセスできるようにはなった.
が,WordPress や Joomla! がうまく動作していない.
「Apache HTTP Server」に切替えれば良いものと思うが,エラーになってしまう.
WordPress は,それぞれの記事の表示で「404 Not Found」となっていまう.
Joomla! は「グローバル設定」-「SEO設定」-「フレンドリURL」を「いいえ」で動作する様にはなる.
どこかの設定が足りないものと思うが,ちょっとわからないのでこのままとする.
「保存」した VirtualBox の環境が起動できない.
「保存状態を破棄」して起動できた.
夜になって,ADM 4.1.0.RJ72 がリリースされている.
更新後,「Apache HTTP Server」を指定できることを確認.
WordPress と Joomla! はうまく機能する様になった.
ファームの不具合だった?
更新して,今度は VirtualBox に入れなくなってしまった.
Linux Center は問題なさそう.
VC 2019 以降の include
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\MSBuild\v4.0\Microsoft.Cpp.Win32.user.props がないとの問い合わせが…
次の所は以前まとめたもの.VC 2010 以降は,これが引き継がれるものと思っていた.
VC include lib のパス
私の環境の VC 2022 で確認すると,ちゃんと引き継がれている.
検索すると VC 2019 から Microsoft.Cpp.Win32.user.props は使用されなくなった?
Microsoft.Cpp.Win32.user.props file missing
Visual Studio プロジェクトの設定を共有または再利用する
今の所は Win32 のみなので,また今度時間がある時に調べる.
VC Linux の include 設定
MFC OnUpdate… が来ない?
自前の Doc::UpdateCommand で CCmdUI の処理を実装して,イベントが来なかった.
原因は,範囲の指定が間違っていた.
ON_UPDATE_COMMAND_UI_RANGE (ID_Start, ID_End, OnUpdateCmd)
すぐに気づかなかったのでメモ.
vector<long> などを文字列に
std::vector<long> の文字列への変換.
何年も前に書いたコードで,使い方を忘れているのでそのまとめ.
次の様な関数を用意している.
template <class VX> tstring Vx_To_tstring(const VX& vx,LPCTSTR sp=_T(" "))
次の様な使い方で long の配列を文字列へ変換できる.
tstring vl_str = ::Vx_To_tstring<v_long>(long_ary) ;
ツールバーのコマンドが効かない
ある AP の動作で,ツールバーの一部のコマンドが入らない.
いろいろと確認すると,x64 exe で,リリース版,デバッグ版は関係ない.
x86 exe は問題ない(ちゃんと機能する).
2015/11 の exe でも同様の現象を確認.
メニューの同様のコマンドは問題ない.
ツールバーがちらつくので,UPDATE_COMMAND_UI の実装でうまくない部分があると思われる.
一時的に Disable にしているなど…
調べるのに時間がかかりそうなので,取りあえずメモ.
状態により,次の矛盾したものが呼ばれることがあったため修正.
pCmdUI->Enable(FALSE) ;
pCmdUI->Enable(TRUE) ;
WordPress のバックアップ
Twitter を見ていたら,次の様なものがあった.
QNAPはWordPressを対象に、ライセンスフリーでオールインワンのバックアップソリューションを発表
チュートリアルを見ると,WordPress のプラグインと MARS と言う NAS アプリを使うみたい.
How to Back up and Restore a WordPress Website Using Multi- Application Recovery Service (MARS)?
WordPress の「QNAP Backup」で表示される「AccessKey」を「コピー」.
MARS の「アプリケーション」-「WordPress」で「サービスの追加」.
MARS の「バックアップ」で「バックアップジョブの作成」.
「今すぐバックアップ」でバックアップが始まる.
ログを見ると「成功」にはなっているが,転送サイズが 656 Byte なので,うまく動作していない?
ここを同じ様にやってみたら,うまくバックアップはできたと思われる.
DS116 entware
localtime が正しく求められない ままの環境.
https://jml.mish.work/index.php/various/nas/synology-nas.html
ある程度 DS220+ に移行したので,SSH 接続環境の再設定.
CLI コマンドの導入.
DS220+ と同様 .
名前 :「SynoCommunity」
場所 :「https://packages.synocommunity.com/」
「SynoCli File Tools」をインストールして tree , mc , nano などを追加.
これで追加した tree は,localtime が正しく求められている.
Entware のインストール.
Install on Synology NAS
Iwao@DS116:~$ sudo -i
Password:
root@DS116:~# mkdir -p /volume1/@Entware/opt
root@DS116:~# rm -rf /opt
root@DS116:~# mkdir /opt
root@DS116:~# mount -o bind "/volume1/@Entware/opt" /opt
root@DS116:~# uname -m
armv7l
root@DS116:~# wget -O - https://bin.entware.net/armv7sf-k3.2/installer/generic.sh | /bin/sh
--2022-06-15 14:51:04-- https://bin.entware.net/armv7sf-k3.2/installer/generic.sh
タスクスケジューラの登録.
「作成」-「トリガーされたタスク」-「ユーザー指定のスクリプト」.
「Entware」「root」「ブートアップ」を指定.
「タスク設定」タブのスクリプトを記述するの所に,貼り付け.
NAS を再起動.
gcc のインストール.
Iwao@DS116:~$ sudo -i
root@DS116:~# opkg update
Downloading http://bin.entware.net/armv7sf-k3.2/Packages.gz
Updated list of available packages in /opt/var/opkg-lists/entware
root@DS116:~# opkg install gcc
Installing gcc (7.4.0-7) to root...
TS-253D SSL 証明書の更新
DS220+ を追加 して,その後いろいろと設定を変更したためか,TS-253D の証明書がうまく更新されない.
「コントロールパネル」-「セキュリティ」-「SSL 証明書…」-「証明書更新」でエラーになる.
原因は,以前「代替名」で指定していた jml.mish.work などがうまくなかったものと思われる.
現在 jml.mish.work は DS220+ の方に割り当てている.
もう一度,「証明書の交換」から入って,次の様に指定することで取得できた.
同様に AS5202T の方も…
こちらの場合は一度削除する必要があった.
2022/06/13
Synology NAS DS116 は,まだ完全に移行できていないので,ポートマッピングの設定を一時的に変更して取得.
次の画像は「既存の認証を書き換えます」としたもの.
「サブジェクトの指定の別名」での区切り文字(セミコロン)が間違っているため,「完了」が押せない.
Win.ini [Mail] MAPI=1
Win.ini がなくて MAPI が動作しなかった(Disable だった)と報告を受けた.
4 年位前に書き直した MAPI を使用したコードではチェックしない様にしたが,古いコードもまだ存在する.
それらのコードは MFC のコード docmapi.cpp を参考にしたもの.
VC 2022 のコードを見ると,Win.ini の [MAIL] の MAPI をチェックしている.
最初のコードを書いた 20 年以上前(VC 98)とそれほど変わっていない.
何もインストールしていない環境で Win.ini は存在する?
Win10 Pro 21H2 では次のものが存在している.
何かをアンインストールすると削除されることがあるのか?
引数が正しくありません。
自分で作成した AP のテストをしていて,「引数が正しくありません。」.
20 年位前から変更していないコードのバグだった.
かなりイレギュラーな操作をしない限り,現象は発生しない.
実際の操作としては,データの挿入場所を指定しないで,強制的に「確定」した場合.
またその操作の前にある手順やデータが影響する.
表示されるメッセージは,MFC のバージョンにより異なる.
また,Windows API 内でこのメッセージが表示されることもある みたい.
今回のものは,配列に対して,確保されている領域を超えてアクセスしたことが原因.
アクセスする前に,要素数が満たしているかのチェックをすることで回避できる.
if ( 2 < ary.GetSize() ) { data = ary[1] ; }
これって何とかならないものかといつも思ってしまう.
クラスとして書いた時には,デフォルト値を返すようにしたりしているが…
S.M.A.R.T. 障害が検出されました
2022/05/06 に不良セクタが発生したドライブ.この時,プチフリーズの様な現象で気づいた.
すぐにデータなどは他のデバイス( \\DS220\Public\ )にコピーしたので,特に失われたものはないと思う.
その後テンポラリ( VC の Fallback や SymbolCache )として使って様子を見ていた.
時々,少し遅くなることはあったが,エラーになるようなことはなかったと思う.
前回,この PC の別のドライブが壊れた時のものは次の所.
https://mish.hatenablog.jp/entry/2021/03/04/PC_D_drive_WD_Red_
今日 CrystalDiskInfo を見ると「異常」に.
イベントビューアにも「重大」として記録されている.
もうダメみたい.どうしたものか?
* 不良セクタなどが発生した場合,バックアップがない場合のみコピーして,アクセスしない様にして下さい.
「デュプリケーター」でコピーすることにより,失うものを最小限にすることができるかもしれません.
MDI exe に lnk のドロップで開けない
MDI exe に lnk(ドキュメントへのショートカット)をドロップすると,
—————————
BLAM
—————————
エラーはありませんでした。
—————————
OK
—————————
ショートカット先のドキュメントファイルであれば開ける.
一度 GetOpenFileName などで ダイアログを開くと,その後は問題ない.
デバッガで追いかけると,AfxResolveShortcut でエラーになっている.
対応としては InitInstance の最初に以下を追加.
if (!AfxOleInit()) {
AfxMessageBox(_T("OLE の初期化に失敗しました。")) ;
return FALSE ;
}
今回これを調べたのは,WM_DROPFILES の動作.
InitInstance で次の様にしている場合,CMainFrame::OnDropFiles で処理する.
m_pMainWnd->DragAcceptFiles();
MDI exe では,CView や CChildFrame で処理できそうだが,そのままでは呼ばれることはない.
予めそれぞれで DragAcceptFiles() が必要みたい.
例えば,次の様に CView で呼び出すと WM_DROPFILES が処理できる様になる.
void CBLAMView::OnInitialUpdate()
{
this->DragAcceptFiles();
// ...
}
void CBLAMView::OnDropFiles(HDROP hDropInfo)
{
CView::OnDropFiles(hDropInfo);
}
CMainFrame など以外の実装は Default() を呼出しているだけみたい.
_AFXWIN_INLINE void CWnd::OnDropFiles(HDROP)
{ Default(); }
ビューのウィンドウ以外(グレーの部分)にドロップすると CMainFrame::OnDropFiles が呼ばれる.
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\Professional\VC\Tools\MSVC\14.29.30133\atlmfc\src\mfc\winfrm.cpp
void CFrameWnd::OnDropFiles(HDROP hDropInfo)
{
SetActiveWindow(); // activate us first !
UINT nFiles = ::DragQueryFile(hDropInfo, (UINT)-1, NULL, 0);
CWinApp* pApp = AfxGetApp();
ASSERT(pApp != NULL);
for (UINT iFile = 0; iFile < nFiles; iFile++)
{
TCHAR szFileName[_MAX_PATH];
::DragQueryFile(hDropInfo, iFile, szFileName, _MAX_PATH);
pApp->OpenDocumentFile(szFileName);
}
::DragFinish(hDropInfo);
}
CMainFrame で CDocument などを求める.
SDI の場合
CDocument* pActiveDoc = GetActiveDocument() ;
CXxxView* pView = (CXxxView*)GetActiveView() ;
MDI の場合は,GetActiveFrame() で CFrameWnd を求めてから.
CFrameWnd* pActiveFrame = GetActiveFrame() ;
CDocument* pActiveDoc = NULL ;
if (pActiveFrame != NULL) {
pActiveDoc = pActiveFrame->GetActiveDocument() ;
}
CXxxView* pView = NULL ;
if (pActiveFrame != NULL) {
pView = (CXxxView*)pActiveFrame->GetActiveView() ;
}
DS220+ VMM Antivirus Essential
「Redirection」の設定
mish.myds.me から dev.mish.work へのデータの移行ができたので,リダイレクトの設定.
WordPress の移行なので,プラグインの「Redirection」を利用することにした.
移行するデータのルートは次の様な感じ.
https://mish.myds.me/wordpress/dev/
https://dev.mish.work/wordpress/
「正規表現」がよくわかっていないので,簡単な方法で指定した.
…/dev/2020 から 2021 は,単純にリダイレクト.
…/dev/2022 は,「ログイン状態」ではリダイレクトしない様に設定した.
VS Installer 2022
以前 VS 2017 などで「VS インストーラ」プロジェクトを作成した.
今回は VS 2022 で使用できる様にする設定など.
*「VS インストーラ」は,VS 2012 と VS 2013 にはなさそう.
先ず,プロジェクト テンプレートの追加.VS の「拡張機能の管理」メニューを選択.
検索ボックスに「Installer」と入力.
「ダウンロード」ボタンを押して,一度 VS を終了させる.
「新しいプロジェクトの追加」で「Installer」と入力.
「Setup Project」を選択して「次へ」.あとはプロジェクト名を指定して「作成」.
「File System」のウィンドウを開き「Application Folder」を選択.
エクスプローラなどから exe をドロップ.
プロジェクトの「プロパティ」.
AddRemoveProgramsIcon | 「アプリと機能」で表示されるアイコンの指定 |
Description | |
ProductName | 製品名 インストール先フォルダ名にも使用される |
RemovePreviousVersions | 「True」に |
必要に応じて「Application Folder」-「プロパティ」-「Default Location」を変更.
「ツリー」の「Install」-「Start」-「インストール フォルダー」を選択.
プロパティの「InstallAllUsersVisible」を Flase に.
DS220+ HDD 追加
先日セットアップした DS220+ に HDD を追加.
ホットスワップ可能な機種だが,交換ではない場合の手順がよくわからないので,シャットダウンして HDD を挿入.
起動させるとうまく認識していない.もう一度シャットダウン.挿し方が甘かった.
今度は,ちゃんと DISK 2 の LED ランプも点いている.
「ストレージマネージャ」で見ると今度は表示されている.
すぐに再構築されるのかと思ったが,そうではなさそう.
「利用可能なドライブの管理」でどの様な目的の追加なのかを指定するみたい.
「ストレージ拡張用のドライブを追加する」と「ストレージプールの作成」のどちらかだと思うが…
「ストレージ拡張用のドライブを追加する」を選んで進めてみた.
リビルドと思われる動作になったのでこれで良いのだろうと思う.