引き続きいろいろとやっているが…
異なる DPI での対応は簡単ではなさそう.
VC のプロパティで「モニターごと高い DPI 認識」としてビルドしていたが,モニタ間を移動するとうまくない.
ちゃんと対応すれば良いのだろうが,簡単ではない.
そのため exe のプロパティで「システム(拡張)」で良いと思っていたが,幾つかのバグ?(未対応)がある.
VC のプロパティで「高い DPI 認識」にしてビルドしたものの方がうまく機能している様な気がする.
左から VC 10 ,14 ,10 ,14 としたもの.
タスクマネージャで見ると,VC 10 exe は「システム」として表示される.
左側のモニタの範囲は次の様になる.
-1920 130 0 1210 100% 1920 1080 「非対応」や「モニタごと」の場合
-3840 260 0 2420 200% 3840 2160 「システム」とした exe の場合
右側は ( 0 , 0 ) – ( 3840 , 2160 ) .
GDI スケーリングの動作として,次の記述があった.
アプリケーションが 100% (96 DPI) の倍数ではないディスプレイで実行されている場合、ベクター グラフィックスとテキストは、ディスプレイの倍率より 100% 高い最初の整数倍にレンダリングされます。たとえば、アプリケーションが 225% の縮尺のディスプレイ上にある場合、ベクター グラフィックスとビットマップは 300% でレンダリングされます。その後、DWM はレンダリングされたコンテンツを 225% のスケールに縮小します。この場合、スケールダウンによりアプリケーションのあいまいさが目立ちますが、100%レンダリングされたコンテンツを単純にスケールアップするよりも見栄えが良くなります。
Improving the high-DPI experience in GDI based Desktop Apps
How to build high DPI aware native Windows desktop applications
2023/05/12
「システム(拡張)」で幾つか変な動作があったが,「高い DPI 認識」でビルドしたものであれば良さそう.