MFC ウィンドウ位置の保存
以前から,実装しようとしていつも見返してしまうので…
単純にウィンドウ位置を保存するタイミングは OnDestroy が良さそう.
他には,ダイアログで「OK」を押された場合( OnOK )などもある.
ウィンドウ位置を保存するコードは次の様な感じ.
if (!wnd->IsIconic()) {
CRect wRect ;
wnd->GetWindowRect(&wRect) ;
// SaveRect(SecDialog,entry,wRect) ;
}
起動時は
CRect rect ; rect.SetRectEmpty() ;
// rect = GetRect(SecDialog,entry,rect) ;
if (!rect.IsRectNull()) {
// ::SystemParametersInfo(SPI_GETWORKAREA,0,&workArea,0) ;
// 範囲の補正
wnd->MoveWindow(rect) ;
}
CMainFrame を持つ AP では CMainFrame::OnCreate で,ダイアログの場合は OnInitDialog で MoveWindow する.
CComboBox::SetItemHeight (-1,…)
高 DPI 対応で修正していて,コンボボックス(特に,オーナードロー?)の高さが他に比べて不自然.
ドキュメントを見ると,CB_SETITEMHEIGHT と思うが,指定方法がよくわからない.
「コンボボックス 高さ 変更」で 検索する と「できない」と記述されている所もある.
CB_SETITEMHEIGHT で検索していると,-1 を指定しているものがある.
さらに,CB_GETITEMHEIGHT のドキュメントを見ると,次の様にある.
選択フィールドの高さを取得するには、このパラメーターは -1 である必要があります
どうも CB_SETITEMHEIGHT の表現がうまくないものと思う.
次の様なコードで対応.
{
CRect rect ;
m_CtrlStrText.GetClientRect(&rect) ;
FontFace.SendMessage(CB_SETITEMHEIGHT,-1,rect.Height()) ;
FontFace.SendMessage(CB_SETITEMHEIGHT, 0,rect.Height()*15/10) ;
}
2023/05/16
ドロップダウンの幅がうまくなかったが,共通コードを見るといろいろ考慮しなければならない部分が多い.
そのため,次の様なコードで対応.
{
new_w = now_w ;
// new_w = now_w * 15 / 10 ;
new_w = int(new_w * ::GetDPI_scale(this->GetSafeHwnd())) ; // new_w*(::GetDpiForWindow()/96.)
FontFace.SendMessage(CB_SETDROPPEDWIDTH,new_w) ;
}
間違っているかもしれないが,CB_SETITEMHEIGHT を簡単にテストしたことのまとめ.
通常のコンボボックスの場合 | -1 で,全ての項目の高さを設定できる |
オーナードロー 固定 | -1 で,エディットボックス部分の高さを指定 0 で,ドロップ部分の項目の高さを指定 |
オーナードロー 可変 | -1 で,エディットボックス部分の高さを指定 0 以上で,ドロップ部分のそれぞれの高さを指定 |
VirtualBox PXE-E06
Win11 上の仮想マシン Win10 の Windows Update での再起動で,
PXE-E06: Option ROM requires DDIM support.
検索してみた が,あまりいい情報に引っ掛からない.
Windows Update での再起動だったので心配だったが,仮想マシンを一度 OFF して,再起動.
特に何もなかったかの様に起動した.
何だったのだろう.
2024/04/05
その後頻繁にこの現象が発生する.VirtualBox と Windows との相性か?
高 DPI VC 「高い DPI 認識」
引き続きいろいろとやっているが…
異なる DPI での対応は簡単ではなさそう.
VC のプロパティで「モニターごと高い DPI 認識」としてビルドしていたが,モニタ間を移動するとうまくない.
ちゃんと対応すれば良いのだろうが,簡単ではない.
そのため exe のプロパティで「システム(拡張)」で良いと思っていたが,幾つかのバグ?(未対応)がある.
VC のプロパティで「高い DPI 認識」にしてビルドしたものの方がうまく機能している様な気がする.
左から VC 10 ,14 ,10 ,14 としたもの.
タスクマネージャで見ると,VC 10 exe は「システム」として表示される.
左側のモニタの範囲は次の様になる.
-1920 130 0 1210 100% 1920 1080 「非対応」や「モニタごと」の場合
-3840 260 0 2420 200% 3840 2160 「システム」とした exe の場合
右側は ( 0 , 0 ) – ( 3840 , 2160 ) .
GDI スケーリングの動作として,次の記述があった.
アプリケーションが 100% (96 DPI) の倍数ではないディスプレイで実行されている場合、ベクター グラフィックスとテキストは、ディスプレイの倍率より 100% 高い最初の整数倍にレンダリングされます。たとえば、アプリケーションが 225% の縮尺のディスプレイ上にある場合、ベクター グラフィックスとビットマップは 300% でレンダリングされます。その後、DWM はレンダリングされたコンテンツを 225% のスケールに縮小します。この場合、スケールダウンによりアプリケーションのあいまいさが目立ちますが、100%レンダリングされたコンテンツを単純にスケールアップするよりも見栄えが良くなります。
Improving the high-DPI experience in GDI based Desktop Apps
How to build high DPI aware native Windows desktop applications
2023/05/12
「システム(拡張)」で幾つか変な動作があったが,「高い DPI 認識」でビルドしたものであれば良さそう.
CWinApp::m_pszRegistryKey
VC で MFC プロジェクトを作成すると,CXxxApp::InitInstance が次の様になる.
SetRegistryKey(_T(“アプリケーション ウィザードで生成されたローカル アプリケーション”));
ドキュメントにある様に,会社名などを指定する.
The registry key is usually the name of a company.
あまりやってはいけないことだろうと思うが,ドキュメントを見ていると,その設定した値 CWinApp::m_pszRegistryKey を直接変更できる.
そこのサンプルコードが… 何年も前から変わっていない.
CWinApp::SetRegistryKey の動作は,新しいキーに変更して m_pszPforileName も変更している.
MFC を使用するコンソール AP での SetRegistryKey の使用は次の所.
https://dev.mish.work/wordpress/2021/07/21/console-ap-setregistrykey/
[MyDNS.JP] IPアドレスの通知が …
OpenMP Fatal User Error 1002
OpenMP が有効な時でも動作する様にテストしていると…
Fatal User Error 1002: A ‘#pragma omp critical’ is illegally nested in one of the same name
元々あった次のコードに #pragma omp critical としたことによるもの.
tstring Get_Self_Original (void)
{
static bool Yet = true ;
static tstring Self_original ;
if (Yet) {
tstring self_name = ::Get_module_name() ;
Self_original = Get_OriginalFilename(self_name.c_str()) ;
if (Self_original.empty()) {
Self_original = ::Path_GetName(self_name) ;
}
Yet = false ;
}
return Self_original ;
}
次の様に並列処理可能にすることで動作する様にはなるが …
tstring Get_Self_Original (void)
{
#ifdef _OPENMP
// #pragma omp critical (_Get_Self_Original_)
#endif
{
#ifdef _OPENMP
bool Yet = true ;
tstring Self_original ;
#else
static bool Yet = true ;
static tstring Self_original ;
#endif
if (Yet) {
tstring self_name = ::Get_module_name() ;
Self_original = Get_OriginalFilename(self_name.c_str()) ;
if (Self_original.empty()) {
Self_original = ::Path_GetName(self_name) ;
}
Yet = false ;
}
return Self_original ;
}
}
以前にも同じようなことをやっていた.
https://dev.mish.work/wordpress/2010/03/31/openmp-error-1002/
2023/04/27
この関数は exe の起動直後などに一度呼ばれることを意図しているので,critical をもっと局所的に.
tstring Get_Self_Original (void)
{
static bool Yet = true ;
static tstring Self_original ;
if (Yet) {
#ifdef _OPENMP
#pragma omp critical (_Get_Self_Original_)
#endif
{
tstring self_name = ::Get_module_name() ;
Self_original = Get_OriginalFilename(self_name.c_str()) ;
if (Self_original.empty()) {
Self_original = ::Path_GetName(self_name) ;
}
Yet = false ;
}
}
return Self_original ;
}
C++ メンバ関数テンプレート
.ini に対してのアクセスは関数として用意した が,今度はレジストリ.
クラスとして実装して,基本的な動作は何とかできた.
さらに .ini と同様に,文字列としてアクセスする部分を呼出す関数をテンプレートに…
と思って書き始めたが,今まで使ってなかったのか書き方がわからない.
検索すると,次の所があり参考にさせてもらった.
メンバ関数テンプレート | Programming Place Plus C++編【言語解説】 第33章
メンバー関数テンプレート
特に通常の関数テンプレートと書き方は変わらない.
template <typename T> T get ( LPCTSTR ent,const T& def) {
tstring dst = ::To_tstring(def) ;
tstring str = this->get(ent,dst.c_str()) ;
T val ;
::string_to(str.c_str(),&val) ;
return val ;
}
template <typename T> bool set ( LPCTSTR ent,const T& val) {
tstring str = ::To_tstring(val) ;
return this->set(ent,str.c_str()) ;
}
C++ 戻り値の異なる関数 template
先日からやっている .ini やレジストリにアクセスする関数.
MFC の CWinApp::GetProfileString , CWinApp::WriteProfileString にあたる部分は目途がついた.
それで,それらを呼出す部分.前に作成したものもそうだったが,型ごとにクラスの関数を定義していた.
これらをもう少し簡単にできないかと…
set の方は,特に難しい所はない(::To_tstring は,文字列に変換する関数として用意している).
template <class T> bool INI_set (LPCTSTR sec,LPCTSTR ent,const T& val)
{
tstring ini = ::INI_get_module_ini() ;
tstring str = ::To_tstring(val) ;
return ::INI_set(ini.c_str(),sec,ent,str.c_str()) ;
}
get の場合,文字列から変数に変換する方法をどうするか?
例えば,atoi や atof ,他にも 4 つの整数の文字列を RECT に変換するなど.
検索すると template で可能みたい だが…
よくわからなかったので,簡単な方法にした.
inline RECT To_RECT (LPCTSTR str)
{
RECT rect = { 0 } ;
{
v_tstring str_ary = ::String_SplitSpace(str,_T(" ,\t\r\n")) ;
if (0 < str_ary.size()) { rect.left = ::ttoi4(str_ary[0]) ; }
if (1 < str_ary.size()) { rect.top = ::ttoi4(str_ary[1]) ; }
if (2 < str_ary.size()) { rect.right = ::ttoi4(str_ary[2]) ; }
if (3 < str_ary.size()) { rect.bottom = ::ttoi4(str_ary[3]) ; }
}
return rect ;
}
inline bool string_to (LPCTSTR str,RECT* rect_) { *rect_ = ::To_RECT (str) ; return true ; }
inline bool string_to (LPCTSTR str,POINT* point) { *point = ::To_POINT(str) ; return true ; }
inline bool string_to (LPCTSTR str,SIZE* size_) { *size_ = ::To_SIZE (str) ; return true ; }
それぞれの型に合わせた関数を呼べるようになったので template に.
template <class T> T INI_get (LPCTSTR sec,LPCTSTR ent,const T& def)
{
tstring ini = ::INI_get_module_ini() ;
tstring dst = ::To_tstring(def) ;
tstring str = ::INI_get(ini.c_str(),sec,ent,dst.c_str()) ;
T val ;
::string_to(str.c_str(),&val) ;
return val ;
}
これで,次の様な使い方ができる様になる.
{
POINT point = ::POINT_set( 10, 20) ;
SIZE size_ = :: SIZE_set( 1111, 525) ;
RECT rect_ = :: RECT_set(point,size_) ;
{
::INI_set(_T("test"),_T("rect_"),rect_) ;
::INI_set(_T("test"),_T("point"),point) ;
::INI_set(_T("test"),_T("size_"),size_) ;
std::tout << ::To_tstring(::INI_get(_T("test"),_T("rect_"),rect_)) << std::endl ;
std::tout << ::To_tstring(::INI_get(_T("test"),_T("point"),point)) << std::endl ;
std::tout << ::To_tstring(::INI_get(_T("test"),_T("size_"),size_)) << std::endl ;
}
}
C++ NonCopyable
MFC を使用しないコードに書き直していて,代入できない構造体が欲しくなった.
オリジナルのコードは 20 年以上前のもので,CRegKey が簡単には使えなかった?頃.
「C++ クラス 代入できなくする」で検索.
コピー禁止を徹底させるNoncopyableクラス
More C++ Idioms/コピー禁止ミックスイン(Non-copyable Mixin)
明示的に既定された関数および削除された関数
MFC の CObject も同様と思いソースを見ると,やはり private になっている.
C++11 以降では =delete も使える.
関数のdefault/delete宣言
wiki C++11
これらを調べていて,次の所を見つけた.
旧時代のC言語を使うのはそろそろやめよう。
2016年、C言語はどう書くべきか (前編)
2016年、C言語はどう書くべきか (後編)
幾つかは既に意識しているが,Windows に依存する部分はなかなかできてない.
RegOpenKeyEx REGSAM
レジストリアクセスのコードを書き直していて,::RegOpenKeyEx の samDesired を調べてみた.
KEY_READ (0x20019) 0010 0000 0000 0001 1001
KEY_WRITE (0x20006) 0010 0000 0000 0000 0110
KEY_EXECUTE (0x20019) 0010 0000 0000 0001 1001
KEY_QUERY_VALUE (0x0001) 0000 0000 0000 0001
KEY_SET_VALUE (0x0002) 0000 0000 0000 0010
KEY_CREATE_SUB_KEY (0x0004) 0000 0000 0000 0100
KEY_ENUMERATE_SUB_KEYS (0x0008) 0000 0000 0000 1000
KEY_NOTIFY (0x0010) 0000 0000 0001 0000
KEY_CREATE_LINK (0x0020) 0000 0000 0010 0000
KEY_WOW64_64KEY (0x0100) 0000 0001 0000 0000
KEY_WOW64_32KEY (0x0200) 0000 0010 0000 0000
KEY_ALL_ACCESS (0xF003F) 1111 0000 0000 0011 1111
読み込み時,KEY_READ の方が速いなどはあるのか?それともファイルアクセスなどと同じ?
GetMonitorInfo
2002/08 に,マルチディスプレイ対応のコードを書いている.
今回,高 DPI 対応やディスプレイ位置が変わった時などのためもう一度…
ChatGPT で.
そのままでは VC 6 ではうまくビルドできなかったので,VC 8 で.
printf を使用しているので #include <cstdio> が必要.
そのまま実行すると 1920×1080 となる.
高 DPI スケール設定を「アプリケーション」とすると,3840×2160 .
2023/04/14
以前のコードを見ると,プライマリのみの情報は ::SystemParametersInfo などを使用している.
これで求められる SPI_GETWORKAREA は,::GetMonitorInfo で戻されるものと同じ?
システム 0 61 1920 1080
アプリケーション 0 122 3840 2160
::GetSystemMetrics(SM_?VIRTUALSCREEN) は,-1920 0 .
::GetSystemMetrics(SM_C?VIRTUALSCREEN) は,上をずらしているので少し異なる.
システム 3840 1210
アプリケーション 5760 2160
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/gdi/the-virtual-screen
MFC タイトルバーの変更
ダイアログベースであれば C…Dlg::OnInitDialog() に次の様なコードを追加.
{
tstring str_title = ::GetWindowText(this->GetSafeHwnd()) ;
str_title+= _T(" ") + ::Get_ModuleVersion() + ::Get_BuildStrMSC() ;
SetWindowText(str_title.c_str()) ;
}
SDI や MDI の場合は,
MainFrm.h に OnUpdateFrameTitle を追加.
virtual void OnUpdateFrameTitle (BOOL bAddToTitle);
MainFrm.cpp に次の様な OnUpdateFrameTitle を追加.
// SDI
void CMainFrame::OnUpdateFrameTitle(BOOL bAddToTitle)
{
CFrameWnd::OnUpdateFrameTitle(bAddToTitle) ;
{
tstring str_title = ::GetWindowText(this->GetSafeHwnd()) ;
str_title+= _T(" ") + ::Get_ModuleVersion() + ::Get_BuildStrMSC() ;
SetWindowText(str_title.c_str()) ;
}
}
// MDI
void CMainFrame::OnUpdateFrameTitle(BOOL bAddToTitle)
{
CMDIFrameWnd::OnUpdateFrameTitle(bAddToTitle) ;
{
tstring str_title = ::GetWindowText(this->GetSafeHwnd()) ;
str_title = ::MDI_Add_VerBuildStr(str_title.c_str()) ;
SetWindowText(str_title.c_str()) ;
}
}
高 DPI CToolBar のリサイズ
CToolBar を使用した 自前のコード .
CDialogBar や CStatusBar はスケーリングしてくれるのに,CToolBar は対応しない?
以前は設定などで変更可能なコードにしていたが,DPI を求める方法に.
if (newExtendSize == CSize(0,0)) {
double dpi_s = ::GetDPI_scale(toolBar->GetSafeHwnd()) ; // ::GetDpiForWindow()/96.
if (dpi_s > 1) {
CToolBarCtrl& tbCtrl = toolBar->GetToolBarCtrl() ;
CSize orgSize = tbCtrl.GetButtonSize() ;
CSize newSize = orgSize ;
newSize.cx = int(orgSize.cx*dpi_s) ;
newSize.cy = int(orgSize.cy*dpi_s) ;
newExtendSize.cx = newSize.cx - orgSize.cx ;
newExtendSize.cy = newSize.cy - orgSize.cy ;
resizeType = 'R' ;
}
}
あとは既存コードの,ビットマップのリサイズと CToolBar::SetSizes を呼出せば良さそう.
CMFCToolBar は DPI を正しく処理しているみたいで,その部分のコード.
…\VC\…\atlmfc\src\mfc\afxtoolbar.cpp の CMFCToolBar::LoadToolBarEx .
まだ幾つか問題はあるが,今回の対応部分としてはこれで良さそう.
更にツールバー上のコンボボックスのスケーリングは次の様にした.
{
int width = 50 ;
{
double dpi_s = 1. ;
dpi_s = ::GetDPI_scale(AfxGetMainWnd()->GetSafeHwnd()) ;
dpi_s = ::GetDPI_scale( m_wndToolBar.GetSafeHwnd()) ;
dpi_s = ::GetDPI_scale( this->GetSafeHwnd()) ;
if (dpi_s > 1.) {
width = int(width*dpi_s) ;
}
}
m_wndToolBar.SetButtonInfo (19,ID_COMBO_ANGLE,TBBS_SEPARATOR,width) ;
CRect rectCombo ;
m_wndToolBar.GetItemRect (19,&rectCombo) ;
rectCombo.top = 1 ;
rectCombo.bottom = rectCombo.top + 300 ;
if (!m_ComboAngle.Create(CBS_DROPDOWN | WS_VSCROLL | WS_VISIBLE,rectCombo,&m_wndToolBar,ID_COMBO_ANGLE)) {
TRACE0("Failed to ComboBox\n");
return -1;
}
m_ComboAngle.SetFont(m_wndToolBar.GetFont()) ;
m_ComboAngle.AddString(_T(" 0.")) ;
m_ComboAngle.AddString(_T("10.")) ;
// ...
m_ComboAngle.AddString(_T("90.")) ;
}
高 DPI テスト exe
先日の exe をテストしていると…
高 DPI をテストするために,次の様なコードの exe を作成.
void CT_aesDlg::OnDropFiles(HDROP hDropInfo)
{
v_tstring drop_files = ::DropFilesTo(hDropInfo) ;
for (size_t index=0 ; index<drop_files.size() ; index++) {
tstring drop_file = drop_files[index] ;
tstring ext = ::Path_GetExtLow(drop_file) ;
if (ext != _T("exe")) { continue ; }
{
S_Exec se ;
se.SetFile(drop_file.c_str()) ;
se.Execute() ;
}
}
CDialog::OnDropFiles(hDropInfo);
}
この exe に,他の exe をドロップして起動すると,「高 DPI スケール設定」が引き継がれる.
これらの設定は,次の所に持っている?
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AppCompatFlags\Layers
A ~ HIGHDPIAWARE
S ~ DPIUNAWARE
E ~ GDIDPISCALING DPIUNAWARE
それぞれを実行すると表示が異なることはわかるが…
左から,「システム」,「システム(拡張)」,「アプリケーション」.
「システム」と「システム(拡張)」を区別する方法がわからない.
また「システム(拡張)」.exe で,何かの情報の取得が違っていて 表示が正しくない ものと思う.
::GetDeviceCaps の情報の表示は dc.DrawText(str,rect,DT_LEFT) としている.
この時,表示するフォントを指定していないため,「アプリケーション」では小さくなってしまう.
CFont::CreatePointFont などを呼ぶことで対応可能.
tcsncpy_s Buffer is too small
先日更新した ツール をテストしていると,フォントによりアプリケーションエラー?となってしまう.
デバッガで追いかけると,
—————————
Microsoft Visual C++ Runtime Library
—————————
Debug Assertion Failed!
Program: c:\Temp\i_Tools\TToPA\Debug.120\TToPA.exe
File: f:\dd\vctools\crt\crtw32\h\tcsncpy_s.inl
Line: 62
Expression: (L"Buffer is too small" && 0)
For information on how your program can cause an assertion
failure, see the Visual C++ documentation on asserts.
(Press Retry to debug the application)
—————————
中止(A) 再試行(R) 無視(I)
—————————
CRichEditCtrl を使用した CHARFORMATW の szFaceName の指定がうまくなかった.
::TcsNCpy(cf.szFaceName,LF_FACESIZE-1,faceName,LF_FACESIZE-1) ;
::TcsNCpy は,幾つかの環境でビルドできる様にしたもので,今回の場合は ::tcsncpy_s と同様もの.
faceName に与えたものが L"Bahnschrift Light SemiCondensed" で,コピー先のバッファが足りないため.
正しくは,
::TcsNCpy(cf.szFaceName,LF_FACESIZE-0,faceName,LF_FACESIZE-1) ;
これらの動作は,LOGFONT の時にもよく利用する.
既存のコードを検索してみると,LF_FACESIZE を正しく指定できていた.
::TcsCpy(lf.lfFaceName,LF_FACESIZE,tstring(faceName).substr(0,LF_FACESIZE-1).c_str()) ;
与えるデータは LF_FACESIZE-1 としている.
GetGlyphOutline ::PolyPolygon
求めたアウトラインをウィンドウに表示できる様な変換のコードを書いたので,その動作のテスト.
{
HWND hWnd = ::GetConsoleHwnd() ;
RECT rect = ::GetClientRect(hWnd) ;
POINT point= ::RECT_center(rect) ;
int ch = ::RECT_width(rect)/str.length()*10/7 ;
{
HDC hDC = ::GetDC(hWnd) ;
{
#define face_A _T("Arial")
#define face_U _T("Meiryo UI")
#define face_W _T("Wingdings")
{
::ClearWindow(hWnd) ;
int ry = -30 ;
tstring face_name = face_U ;
vv_PLF vv_plf= ::GetTTOutline(hDC,point,false,str.c_str(),face_name.c_str(),ch,0,0,ry,FW_DONTCARE) ;
v_Vd2A v_v2a = ::ToVd2A(vv_plf) ;
::PolyPolygon(hDC,v_v2a) ;
}
}
::ReleaseDC(hWnd,hDC) ;
}
}
::GetTTOutline の中では,文字の傾き,文字列の回転,Y の反転,表示位置の移動を行っている.
更に三角形に分割.
vv_PLF vv_plf= ::GetTTOutline(hDC,point,false,str.c_str(),face_name.c_str(),ch,0,0,ry,FW_DONTCARE) ;
// v_Vd2A v_v2a = ::ToVd2A(vv_plf) ;
v_Vd2A v_v2a = ::PLF_triangulation(vv_plf) ;
ダイアログバーのイベント処理
あまり使わないと,すぐ忘れてしまう…
1999/10 に作成したプロジェクトを変更していて,ダイアログバーにコントロールを追加.
ClassWizard で CMainFrame に対してイベント処理を追加すれば良い.
今回の SDI.exe は,ビューでの処理のみなので「再描画」のコマンドメッセージを Post している.
void CMainFrame::OnUpdateRx()
{
PostMessage(WM_COMMAND,ID_REDRAW,0) ;
}
ビューでは次の様にしてコントロールにアクセスしている.
CMainFrame* pMain = (CMainFrame*)AfxGetApp()->m_pMainWnd ;
CDialogBar* dlgBar= &pMain->m_wndMyDialogBar ;
CComboBox* font = (CComboBox*) dlgBar->GetDlgItem(IDC_FONT_NAME) ;
CEdit* text = (CEdit*) dlgBar->GetDlgItem(IDC_STRING) ;
CEdit* e_rx = (CEdit*) dlgBar->GetDlgItem(IDC_RX) ;
CEdit* e_ry = (CEdit*) dlgBar->GetDlgItem(IDC_RY) ;
ダイアログバーの追加手順は次の所.
https://dev.mish.work/wordpress/2021/12/27/vc-6-dialog-bar/