ホーム » 検索結果: オーナー
検索結果: オーナー
CListBox などのオーナードロー
リストスクロール時,動作が逆に見える現象の調査のため調べたこと.
WinCore.cpp CWnd::OnMeasureItem での CtlType の値
/* * Owner draw control types */ #define ODT_MENU 1 #define ODT_LISTBOX 2 #define ODT_COMBOBOX 3 #define ODT_BUTTON 4 #if(WINVER >= 0x0400) #define ODT_STATIC 5 #endif /* WINVER >= 0x0400 */
/* * Listbox Styles */ #define LBS_NOTIFY 0x0001L #define LBS_SORT 0x0002L #define LBS_NOREDRAW 0x0004L #define LBS_MULTIPLESEL 0x0008L #define LBS_OWNERDRAWFIXED 0x0010L #define LBS_OWNERDRAWVARIABLE 0x0020L #define LBS_HASSTRINGS 0x0040L #define LBS_USETABSTOPS 0x0080L #define LBS_NOINTEGRALHEIGHT 0x0100L #define LBS_MULTICOLUMN 0x0200L #define LBS_WANTKEYBOARDINPUT 0x0400L #define LBS_EXTENDEDSEL 0x0800L #define LBS_DISABLENOSCROLL 0x1000L #define LBS_NODATA 0x2000L #if(WINVER >= 0x0400) #define LBS_NOSEL 0x4000L #endif /* WINVER >= 0x0400 */ #define LBS_STANDARD (LBS_NOTIFY | LBS_SORT | WS_VSCROLL | WS_BORDER)
// Measure item implementation relies on unique control/menu IDs void CWnd::OnMeasureItem(int /*nIDCtl*/, LPMEASUREITEMSTRUCT lpMeasureItemStruct) { if (lpMeasureItemStruct->CtlType == ODT_MENU) { // ... } else { CWnd* pChild = GetDescendantWindow(lpMeasureItemStruct->CtlID, TRUE); if (pChild != NULL && pChild->SendChildNotifyLastMsg()) return; // eaten by child } // not handled - do default Default(); }
GetDescendantWindow で求めた pChild が NULL のため CListBox::OnChildNotify から MeasureItem が呼ばれない?
呼ばれた時の lpMeasureItemStruct->itemHeight は,ODT_LISTBOX は 18 ,ODT_COMBOBOX は 20 .
デバッガで高さを設定すると,その高さになる.
OWNERDRAWVARIABLE は項目ごとに呼ばれるが,OWNERDRAWFIXED の時はうまくない?
結局,VC 6 などの場合にそうなる(逆にスクロール)様子.
コモンコントロール Ver.6 を使う様にすることで回避できる.
VC 6 exe などの場合は (VC6_app).exe.manifest ファイルを用意する.
視覚スタイルを有効にする
CComboBox::SetItemHeight (-1,…)
高 DPI 対応で修正していて,コンボボックス(特に,オーナードロー?)の高さが他に比べて不自然.
ドキュメントを見ると,CB_SETITEMHEIGHT と思うが,指定方法がよくわからない.
「コンボボックス 高さ 変更」で 検索する と「できない」と記述されている所もある.
CB_SETITEMHEIGHT で検索していると,-1 を指定しているものがある.
さらに,CB_GETITEMHEIGHT のドキュメントを見ると,次の様にある.
選択フィールドの高さを取得するには、このパラメーターは -1 である必要があります
どうも CB_SETITEMHEIGHT の表現がうまくないものと思う.
次の様なコードで対応.
{
CRect rect ;
m_CtrlStrText.GetClientRect(&rect) ;
FontFace.SendMessage(CB_SETITEMHEIGHT,-1,rect.Height()) ;
FontFace.SendMessage(CB_SETITEMHEIGHT, 0,rect.Height()*15/10) ;
}
2023/05/16
ドロップダウンの幅がうまくなかったが,共通コードを見るといろいろ考慮しなければならない部分が多い.
そのため,次の様なコードで対応.
{
new_w = now_w ;
// new_w = now_w * 15 / 10 ;
new_w = int(new_w * ::GetDPI_scale(this->GetSafeHwnd())) ; // new_w*(::GetDpiForWindow()/96.)
FontFace.SendMessage(CB_SETDROPPEDWIDTH,new_w) ;
}
間違っているかもしれないが,CB_SETITEMHEIGHT を簡単にテストしたことのまとめ.
通常のコンボボックスの場合 | -1 で,全ての項目の高さを設定できる |
オーナードロー 固定 | -1 で,エディットボックス部分の高さを指定 0 で,ドロップ部分の項目の高さを指定 |
オーナードロー 可変 | -1 で,エディットボックス部分の高さを指定 0 以上で,ドロップ部分のそれぞれの高さを指定 |
CCmdUI::SetText
以前,VC 11 以降で メニューのテキストがうまく更新できない 現象があった.
この時,オーナードローを使っている所は解決した(個人的なコードのバグだった).
が,普通のサブメニューの方はうまくないままとなっていて,それを今回改めて調べてみた.
デバッガで追いかけると,CcmdUI::SetText は呼ばれている.
MFC のコードを見ると,ModifyMenu と SetMenuItemInfo の違いがある.
サブメニューの場合にうまくないのかと思い,単体テスト用のコードを書いてみたが,再現できない.
void CM_textView::OnUpdateMenuItem(CCmdUI* pCmdUI)
{
// TODO: Add your command update UI handler code here
CString now = CTime::GetCurrentTime().Format(_T("%H:%M:%S")) ;
pCmdUI->SetText(now) ;
}
void CM_textView::OnMenuItem(UINT nID)
{
// TODO: Add your command handler code here
}
何か他の条件があるみたい.
CMenu::TrackPopupMenu で表示するメニューではうまく更新されている.
メニューバーの項目としてコマンドを割り当て,そこから TrackPopupMenu を呼出すことで対応.
MFC コントロールのサブクラス化
今まで CWnd::SubclassDlgItem を使ってきたが,DDX_Control も同じ様なことをしているのではと思い調べてみた.
リストボックスをサブクラス化した時の OnInitDialog でのコード.
{ m_CtrlListFolder.SubclassDlgItem(IDC_LIST_FOLDER,this) ; m_CtrlListFolder.Init() ; m_CtrlListFolder.ResetContent() ; m_CtrlListFolder.SetItemHeight(30) ; }
IDC_LIST_FOLDER は,オーナードローリストボックス.
Inside Visual C++ や MFC による Windows 95 プログラミング を参考にしたと思う.
MFC のバージョンが上がると少しずつ変更が加わっている.
ソースは DlgData.cpp .VC 11 からは WinCore2.cpp .
MFC のソースは難しい.
かなり前の MSDN で次の内容を見つけた.
[MSVC] MFC を使用しての動的サブクラス化
DDX_Control でもいけそうな気もするが,…
ダイアログバーに CCheckListBox
通常のダイアログに CCheckListBox を追加するには,次のような手順.
CCheckListBox の使い方
ダイアログバーでは,次の様にしてもデータが表示されない.
CCheckListBox* clb = (CCheckListBox*)m_wndDlgBar.GetDlgItem(IDC_CHECK_LB) ; clb->AddString("....") ;
以前作成した,オーナー描画のドロップダウンを思い出しコードを見ると,
CMainFrame に変数を追加して,サブクラス化している. CMainFrame::OnCreate でダイアログバーを Create した後, m_ODCB.SubclassDlgItem(IDC_COMBO,&m_wndDlgBar) ;
このコードの最初は,2004/07.
手元にある幾つかの本を見たが見つからなかった.
何を参考にしたかは今となっては不明.
LBN_SELCHANGE で選択された状態がイマイチ.
内容を更新(PostMessage)するとインデックス 0 の項目に薄い点線が付く.
SendMessage として更新後,選ばれていた項目を SetCurSel することで対応.